■大学生・社会人が教養を身につけるのに最適の話題
・平易な英語を使ったノーベル賞受賞者ユヌス氏の講演からスタート
・誰でも知りたいナポレオン・ヒルの成功法則も詳しく紹介
・キング牧師の演説が臨場感あふれる生音声で味わえる
■充実の背景知識で理解が深まる
・アインシュタインは原爆製造に加担したのか?
・今注目の「アスペルガー症候群」とは?
・マザーテレサは聖人?
■専門用語も無理なく覚えられる
・英文を読む前に連語形式で重要単語を学習。
・英文を読んで知識を身につけたら、関連語でさらにその知識を拡充。
・派生語・多義語も充実。
■初級編「はしがき」から
最近、こんな光景を目にしました。近所の2歳近い男の子が幼児用の三輪車に乗って道路で遊んでいると、3歳半の姉が弟からそれを奪ったのです。男の子は泣きながら家に駆け込み、母に自分の「悲劇」を訴えましたが、姉はそんなことには目もくれず、勝ち誇ったようにして三輪車を乗り回していました。これを見て、母親が娘はなんと性悪な人間なのかと決めつるなら、それは無知というものでしょう。なぜなら、最新の心理学や脳科学の研究が、子供は5歳ぐらいになってやっと他人の心がわかるようになる(これを「心の理論」という)ことを解明しているからです。「知は力なり」と語ったのはイギリスの哲学者フランシス・ベーコンですが、もし、この母親が「心の理論」を知っているなら、娘の成長を余裕をもって見守ることができるでしょう。
私が、この『テーマ別英単語ACADEMIC』のシリーズを出版した背景には「知は力なり」という思いがあったからです。そして、「知」を習得するには「英語」が最強の武器になります。なぜなら、好むと好まざるとにかかわらず、学問の世界では英語が事実上世界の共通語になっているからです。 周知のように、20世紀の後半からさまざまな学問分野で「知の爆発」が起こりました。新しい知識を手に入れれば、この世界をより的確に読み取れる状況下にあります。ですから、英語の勉強も、単語、文法、構文だけに力点を置くやり方は、本物の知識を得たいと思っている人にとっては適切なアプローチとは言いがたいでしょう。このような趣旨から、『テーマ別英単語ACADEMIC』は単語だけでなく、話題についての背景知識などを通して、「知の世界」に抵抗なく入っていけるように創意工夫をしました。
幸い、すでに出版されている『テーマ別英単語ACADEMI [上級編]』、『テーマ別英単語ACADEMIC[中級編]』は、大学生、大学院受験者、TOEFL受験者、ビジネスマン、本物の教養を身につけたいと思っている人など、多くの読者に好評をもって迎えられています。そして、このたび、『テーマ別英単語ACADEMIC[初級編]』をお届けできることは筆者としては大変大きな喜びです。
『テーマ別英単語ACADEMIC初級編』は、学問の世界の入り口として、多くの読者が興味をもちそうな現代的な話題を扱っています。現代のビジネスマンとしては是非知っておきたい「成功法則」や知的財産権の問題も扱っています。知能や自閉症に関し、最近の知見も紹介しています。キング牧師の名演説もあります。マザー・テレサの話もあります。環境問題に関してオバマ大統領が参考にしているといわれるトーマス・フリードマンの Hot, Flat, and Crowded(邦訳は『グリーン革命』)の英文も扱っています。そして、最終章には、次のステップへの練習問題としてUFOが実在するか否かに関しての本格的な論文を紹介しました。読者のみなさんには、これらの話題を通して、知ること、考えることの喜びを実感していただけるはずです。
著者 中澤幸夫
■興味深い話題を古典から現代まで網羅
・幅広いテーマから良質な英文を抽出。思わず好奇心を刺激される内容。
・景気後退、陪審制、インターネット/メディア論など、現代の社会問題に即した話題が満載。
・プラトン、コロンブス、マルクスなど、歴史上の重要人物に関するトピックも。
■明快な説明で知識拡充
・各章冒頭の、詳しい「背景知識」で英文の理解度を底上げ。
・各章末の「知ってますか?」で、本当に役立ち、汎用性のある関連知識を整理、拡充。
・事前知識で、学術的な英文も抵抗感なく読める。TOEFL等の試験対策開始に最適。
■必須語彙・専門用語も記憶に定着
・連語(フレーズ)方式で語彙を増やし、英文読解による確認、定着。
・各章末の「関連語」で必須単語・専門用語の知識を拡充。
・派生語、多義語も充実。
■興味深い話題を古典から現代まで網羅
・幅広いテーマから良質な英文を抽出。思わず好奇心を刺激される内容。
・「大脳皮質」「免疫組織」「核エネルギー」など、今注目すべき最新の話題が満載。
・医療倫理、地球温暖化など、現実の社会問題に即したトピックも掲載。
■明快な説明で知識拡充
・各章冒頭の、詳しい「背景知識」で英文の理解度を底上げ。
・各章末の「知ってますか?」で、本当に役立ち、汎用性のある関連知識を整理、拡充。
・事前知識で、学術的な英文も抵抗感なく読める。TOEFL等の試験対策開始に最適。
■必須語彙・専門用語も記憶に定着
・連語(フレーズ)方式で語彙を増やし、英文読解による確認、定着。
・各章末の「関連語」で必須単語・専門用語の知識を拡充。
・派生語、多義語も充実。
本書の「はしがき」から
グローバル化時代を反映してか,大学生にも一般の方々にも英語を話す力だけでなく,「英語を読む力」がますます求められるようになりました。外国の大学に留学しようとする人はTOEFLなど一定の試験を受けなければなりません。国内の一部の大学では学内試験の一環として学生にTOEFLを受験することを要求しています。ビジネスマンはTOEICなどの英語力判定テストで高得点を取らなければ出世できません。そして,自分の勉強や研究を進め,キャリアを高めていけばいくほど,高度な英文を読む必要性が高まっていきます。
専門性の高い英文を読むには,それなりの覚悟と忍耐が必要とされますが,それでも途中で挫折してしまった経験をもつ人は多いのではないでしょうか。最近,こんなことがありました。私の教え子(大学の経済学部の一年生)が遊びにきて,「先生,英語の本で何かおもしろい本はありませんか」と言うので,私は彼が経済学部生であることを考慮して2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスのBanker to the Poorがいいのでは」と答えました。そして後日,彼に会うと,「あの本はおもしろくなかったので,途中でやめました」と言うのです。私は彼が読むのをやめてしまった原因は経済学の知識がないからだと推測しました。Banker to the Poorは従来の経済学への挑戦の本です。ですから,従来の経済学がどう考えていたかを知らなければ,確かにおもしろくないのかもしれません。でも,彼がそれなりに経済学のことを知っていたならば,おそらく相当の興味をもってこの本を読み終えていたはずです。名画を鑑賞するときも,いきなり鑑賞するとなかなか理解できないものですが,その名画に関係する逸話や物語などを知っておくと,格段に楽しく味わえるようになります。
『テーマ別英単語ACADEMIC[上級]』はこの名画鑑賞の手法を利用しました。最初の背景知識を物語のように気楽に読んでいただき,次に連語方式で単語を記憶に定着させてから英文を読んでいただきます。ですから,無理なく,自然に高度な英文が頭に入っていくはずです。
本書の「はしがき」から
グローバル化時代を反映してか,大学生にも一般の方々にも英語を話す力だけでなく,「英語を読む力」がますます求められるようになりました。外国の大学に留学しようとする人はTOEFLなど一定の試験を受けなければなりません。国内の一部の大学では学内試験の一環として学生にTOEFLを受験することを要求しています。ビジネスマンはTOEICなどの英語力判定テストで高得点を取らなければ出世できません。そして,自分の勉強や研究を進め,キャリアを高めていけばいくほど,高度な英文を読む必要性が高まります。
特に理系の方々は,雑誌,論文等の専門性の高い英文を読む必要性に迫られているはずです。なぜなら,最先端の科学の知識は日々更新されており,それらに目を通しておかなければ,人に先んずることはできないからです。では,日本の科学教育の現状はどうなっているでしょうか。残念ながら,非常に憂慮すべき現状にあるように思われます。3年ごとに15歳の生徒を対象に実施されるOECD(経済協力開発機構)の調査からも判明しているように,日本の科学離れは危険水域に入っていると言っていいでしょう。2008年には科学部門で4人の日本人ノーベル賞受賞者が出たではないかと反論される方もいるかもしれませんが,受賞者の年齢や受賞者のうち二人が「海外頭脳流出組」であることを考えれば,これはかつての日本の科学教育の成果であって,将来もこのような成果をあげられるかははなはだ疑問なのです。日本の科学教育が不満足な状態にあることにはさまざまな要因が考えられますが,日本の理科のテキストがおもしろさに欠け,また情報量が圧倒的に少なく不親切だということをあげることができます。
そこで,私は,英文を読んでいただく前にその英文を理解する上での背景知識を物語のように説明しました。また,専門的な用語も頭に入りやすいように連語方式で示しました。さらに,英文を読んだあと,その分野の「関連語」および関連する知識を「知ってますか?」で示し,一つの英文を核として知識・関心が自然に広がるように工夫しました。
現在インターネットで情報を得ることはごく日常的な行為になっているが、実はインターネット上の情報は80パーセント以上が英語によるものである。同じ項目を英語と日本語で検索してみれば、日本語の情報がどれほど乏しいか、悲しくなるほどだ。つまり、英語で情報を入手できなければインターネットを本当に活用しているとは言いがたいのである。そのような観点から、英語で情報を検索するにはどうしたらよいのかを、それに必要な英語のノウハウと合わせて、物語スタイルで説明してある本だ。
情報検索に必須の英文速読法も紹介してある。残念ながら、日本では英語で情報を獲得しようする人の絶対数が少ないのか、現在は絶版である。最近、検索エンジンのグーグルは世界中の図書館に分散されている本をすべて電子化し、ネット上に公開して、すべての人に自由に情報を利用できるようにする「グーグル・ブック検索」を開始した。このような動きを考えると、『英語情報源Search & Read』の方向性は間違っていなかったが、やや時代の先を行き過ぎたのだと思う。
英語圏で実際に生活をせず日本にいて本だけで英語を勉強していると、英米人が日常生活で普段何気なく使っている英語表現に触れることはなかなか難しい。それを克服する1つの方法が、毎朝、新聞に載る悩みの相談を読むことだ。悩みの相談にもいろいろあるが、アメリカで一番有名なのがDear Abbyである。
昨新聞の読者がDear Abbyに投稿した過去7年ほどの悩みの相談1万件以上を編者が分析し、それを悩みの種類ごとに分類・整理したのがこの本である。コラムも充実していて、英語学習には楽しい本であるが、日本人の英語の学習法にはなじまなかったのか、現在は絶版である。